◆　ガンマン大連合　◆

西部劇的な銃器として外せないのが「サイドバイサイド」。
いわゆる水平２連ショットガンです。


カッコイイ！！

ガンマン同士の喧嘩で持ち出せば「卑怯者の銃だ」と言われますが、「制圧」することが日常茶飯事な職業の人にとっては頼れる相棒です。

西部劇などでは、ショットガンの存在自体が抑止力になって争いが避けられる場面がよく登場しますね。



ところが現在、トイガンとして手に入るものはＤＥＮＩＸの文鎮モデルぐらいしかありません。
記念撮影ならこれでもイイのですが、やっぱりサバゲで使えるものが欲しいもんです。
ＢＢ弾が一気にいっぱい発射される、文字通り「散弾銃」な代物をね。





私が愛用しているのは、かつてハドソンがＭＡＤＭＡＸのバリエーションとして発売していた「ダブルバレルショットガン」に塩ビパイプ銃身を組み合わせたもの。自己流のカスタム品です。
銃身長だけで１メートルありますので、かなり長いです。


弾はＣＡＷ製のミニモスカートを使用します。
口径２７ミリですから、バレルが太すぎてフレームからはみ出してます(^ｰ^;)

当時のハドソンのショットガン（ガスガンバージョン）は現在のモスカートランチャーと同様の発射機構を持っていますので、機関部の加工はトリガー先端の押出棒部分の延長だけです。



インナーバレルなどは組んでいませんから、実射性能はモスカートのみに依存しています。
有効射程はタナカ製ガスリボルバーに対抗できるかどうかという程度ですが、ポンっという大きな発射音とともに３２個のＢＢ弾が一気に吐き出される様子にはたいていのガンマンはビビリます。
まあ、ショットガンというよりグレネードランチャーですからね、コイツは（笑）



一撃入魂の破壊力の代償として、神はこの銃に僅か２発の装弾数しか与えませんでした。
よって、調子に乗ってるとリロードの隙を突かれて返り討ちに合う羽目になります。




右が私のショットガン。左は友人所有のリアルサイズのもの。

外見は少々デフォルメチックではありますが、ショットガン使いの醍醐味を楽しめる銃として大のお気に入りです。


難点は、素体となるハドソン製品が入手困難なことです。

どこかのメーカーが「サイドバイサイド」のモデルガンなりエアガンなりの新製品発売を検討してるって噂を数年前に聞いたことがあるんですけど、アレってその後いったいどうなっちゃったんでしょうね？！
(^_^;)